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FAQ

住民税は後払い?

住民税は、前年の1月から12月までの所得に応じて計算される「所得割」と、
各市町村によって定められた額で一律に課される「均等割」を合算した額です。

所得税は確定申告の場合、翌年3月15日までに行います。
給与所得者の場合は、年末調整を受けますので、その報告が翌年1月末までに各市町村へ行われます。
その内容を基に「所得割」が計算されて「均等割」とともに税額が決定されます。
これを賦課課税方式と言います。

支払い方は、普通徴収の場合は、通知書が本人に届き、6・8・10・1月の年4回払い。
特別徴収の場合は、給与の支払者に通知書が届き、6月から翌5月まで毎月払いとなります。
つまり、所得税が確定した後に決まり、それから1年かけて払います。

前年まで所得がなかった学生が就職した場合、一年目は住民税の課税は無く、二年目から支払うことになりるので新人の間は税金が少なくて済みます。
逆に、退職しても住民税の課税は翌年に来ますので、収入や貯金が無いと支払えませんので注意して下さい。
ただ、給与所得者で特別徴収を受けている方は、退職時に未徴収分を全て支払ってしまう事が可能ですので安心ですね。

なお、課税される市町村は、その年の1月1日現在に居住している市町村(原則として住民票のあるところ)です。
たとえ年内に他の市町村に転居した場合でも、1月1日現在で居住していた市町村に全て納付することになり、
転居先の市町村から課税されることはありません。

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