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スタッフに任せる方法 1

前々回のコラム「スタッフに任せる方法」の続きです。

話し合い、耳を傾け承認する。
任せる意図を伝える。任せた後はどのような管理するかを決める。任せられるスタッフの意思を尊重する。

新たな仕事を始めることは誰でも不安になります。新たな仕事を任せる際は、その仕事の目的、内容、完成度合いを共有することが大切です。今回の内容は、仕事を任せる際にしなければいけない4つのポイントをお伝えいたします。

目的とは、仕事を進める目的
例えば、データの収集等の資料作りは、なぜこの仕事が必要か。この資料をどのように活用するか。その上で、なぜこの仕事の担当に選んだ理由も伝えることで、モチベーションの高い状態で仕事に取り組んでもらえます。

内容とは、仕事の内容
仕事の内容はもちろん伝えなければ進みませんね。場合によっては、イメージで仕事を進めてもらうこともありますが、ここではそのパターンは考えません。

例えば、スタッフミーティングなどの会議を任せる等の場合です。何分で終わるか。どの議題を話し合うか。どのような雰囲気で進めるか。どのような結論を求めるか。等々の議事録の様式を作り、様式の進行に沿って進めてもらいます。

完成度合いとは、仕事の終着点
完成度合いは、先にゴールのイメージを共有した状態で仕事を進めることです。この点を疎かにしてしまうと、仕事が完了した際に初めて終着点が違うことに気付く結果になってしまいます。必ず、完成度合いのイメージや終着点を共有した上で、仕事の期限を確認した上で進めましょう。

最後は、
任せたスタッフの意思を尊重する
責任と権限を意識して、担当者の自由度も伝えることで、担当者が主体性を持って楽しんで仕事を進めることが出来ます。この点もスタッフの力量に合わせて、自由度、担当者の裁量範囲を伝えましょう。

次は、「 スタッフに任せる方法 2 」をお伝えいたします。

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担当 : 竹田元治

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