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COLUMN

医療経営

医院の定期経営診断

医院にも定期検診があります。それは、当社のサービスである「歯科クリニック診断」を定期的にご利用いただくことです。オリンピック選手にコーチがいて選手の状態を第三者の視点で見たアドバイスから成果を上げるように、医院経営の状態も第三者の視点で定期的に見てもらうことで成果を上げることができます。

今回は、毎年このサービスを受けてい頂いている医院様のことをお伝えさせて頂きます。
以下の3つが良くあるケースです。

1.定期経営診断の評価項目をミーティングで振り返り改善計画の参考にしている医院様

「サービス」項目で、ホスピタリティー精神があらわれるサービスが出来ていないこと、患者の方の喜びの声を共有できていないこと、会計の際に治療内容の説明が出来ていないことが改善項目として挙げられました。

医院の目指すサービスを話合い、医院で行うサービスレベルを共有認識しました。各ポジション(受付、医師、衛生士、助手、会計)で行えるサービス内容をピックアップして、それぞれのサービスを実施しました。例えば、受付での最初の声掛け、医師の横並びでの処置説明、衛生士の患者様の趣味に通じた会話、会計後の見送りのお辞儀など。

結果は、目標とした項目は次々にクリアされ、当初「サービス」項目点数が52点であったところが、今は82点となっています!

2.定期経営診断を院長の判断材料として経営判断されている医院様

「財務」項目で、経営指標がオープンになっていないこと、月次目標値の設定が出来ていないこと、満足度アンケートが行われていないことが改善項目として挙げられました。

院長がセミナーに参加し中期経営計画を作成、スタッフへ保険点数と自費収入を発表し、毎月の経営目標数値も一緒に発表することになりました。月初めのミーティングで目標値との差を話し合うようになり、アポイントの状況や受付担当の感想がスタッフ全員に共有されるようになりました。

結果は、医院全体で目標数値の達成を目指す雰囲気ができ、安定的な収入と利益を上げるようになりました。スタッフの採用とチェアの増設も決定しています。「財務」項目点数は55点から83点となっています。

3.定期経営診断を前回点数と比べて賞与計算に加算している医院様

「人事」項目で、理想のスタッフ像が明確にできていないこと、スタッフに医院の目標管理が出来ていないこと、医院の成果を分配する仕組みがないことが改善項目として挙げられました。

院長の理想像とスタッフの考える医院に合ったタイプを話合い、採用時のチェックリストへ反映。スタッフの個人目標をそれぞれ発表し、賞与支給時に院長と振り返るようになりました。人事制度の導入は来年としました。

結果は、院長のメッセージが伝わるようになりスタッフの迷いがほとんどなくなりました。スタッフが自信を持って取り組む姿が多くみられるようになりました。翌年、人事制度も導入され、医院の利益の20%をスタッフ賞与へ配分する仕組みが出来ました。「人事」項目点数は37点から78点となっています。

是非、「歯科クリニック診断」を活用いただき、医院の発展、医院の改善、医院の仕組み作りにお役立て頂ければと思います。

100医院突破の感謝といたしまして、9月中の予約分までですが5医院様のみ無料でサービスさせて頂きます。

詳しくはこちらのページどうぞ

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担当:竹田元治

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