2011.3.15
前回のコラム[収入は増えたが、利益は増えない(1)"チェアの増設"]の続きです。利益が増えない理由は一つと述べました。投資費用、経費に見合う収入が上がらないからです。今回は「歯科器材の購入」をテーマに解説します。
結論から申し上げますと、このケースの場合、一か月に41万円の収入を増やすと利益は増えます。以下の表は、CTを購入すれば分析しなければならない経営の数値です。計算式も解説しています。
| 収入(年間) | (年間)CT利用人数 120人 |
(年間)CT利用人数 240人 |
|
|---|---|---|---|
| 必要経費 400万円 | 487万円 | 480万円 | 480万円 |
| 計算式 | 400万円 ÷ 0.82(*1)= 487万円 | 480万円 ÷120人= 4万円(一人当たり) | 480万円 ÷240人= 2万円(一人当たり) |
上記のケースの場合、投資額を回収する年間必要収入を達成するには、月間40万円が必要になりますが、月間のCT利用人数が多くなればなるほど、一人あたりの必要値上げ額が下がることになります。
いかがでしょうか?上記の分析から、一か月のCT利用人数をしっかりと確認し、月利用人数が20人を超えることができれば、一人当たり2万円の値上げでも投資コストに見合う収入を確保することができます。購入の前には、このシミュレーションは必ず行ってください。
ちなみに、400万円のマイクロスコープでは以下の通りになります。是非、ご参考にして下さい。
このケースの場合は、一か月に5万円の収入を増やすと利益は増えます。上記の計算式を利用しています。
| 収入(年間) | (年間)マイクロスコープ利用人数 30人 |
(年間)マイクロスコープ利用人数 60人 |
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|---|---|---|---|
| 必要経費 50万円 | 60万円 | 60万円 | 60万円 |
| 計算式 | 50万円 ÷ 0.82(*1)= 60万円 | 60万円 ÷30人= 2万円(一人当たり) | 60万円 ÷60人= 1万円(一人当たり) |
夢歯科セミナーの第二部歯科会計では、上記のような分析を体験していただけます。仮想の数値ではなく、院長先生ご自身の経営を分析していただくので、理解がより深まります。ご検討ください。
平成23年03月15日 担当: 竹田元治